【名古屋公演】
劇団あおきりみかん 其の四拾参
「今日、母が死んだ」
作と演出 鹿目由紀
なにも言わなくなった母は、なにを見ているのだろうか。
●あらすじ
今日、 母が死んだ。
いつも正しいことを言ってた母。
時間にうるさく礼儀にうるさく、
何よりもちゃんとしていて、
誰よりも厳しかった母。
いつもわたしを叱っていた母。
いつの間にか会わなくなった母。
今日、 死んだ母。
今日その母に、
付き合ってたひとが
いたのを知った。
彼はわたしと同い年だった。
わたしは母のこと、
何も知らなかった。
●公演日程
2024年8月15日~18日
8月15日(木) 19:30~
8月16日(金) 14:00~ 19:30~
8月17日(土) 14:00~ 19:00~
8月18日(日) 11:00~ 15:00~
●公演会場
G/PIT
愛知県名古屋市中区栄1-23-30中京ビル1階
名古屋市営地下鉄「伏見」駅から徒歩7分
●料金
一般 4,000円
大学生/専門学生 2,000円
高校生以下 1,500円
当日500円増し
●チケットは完売いたしました。
● CAST
川本麻里那
カズ祥
平林ももこ
山口眞梨
松井真人
鹿目由紀
今津知也(オレンヂスタ)
●STAFF
作曲 : 河野丈洋
舞台監督 : 蜷川湖音(ライズ)
舞台美術 : 松井組
照明 : 高山皐月(高山一族)
衣装 : 劇団あおきりみかん
小道具 : 劇団あおきりみかん
制作 : 劇団あおきりみかん ・野津彩葉(フリー) ・ 國富花音
宣伝美術 : 親泊麻由香 (Office A.T.R)
スチール撮影 : サカイマサト
撮影 : muvin
主催 : 劇団あおきりみかん
●劇団あおきりみかんプロフィール
1998年晩秋、南山大学演劇部のOB、OGを中心に旗揚げ。年2回の全国ツアー公演および企画公演を行っている。自分の周囲・半径75cmを国家とする政策を描いた「ここまでがユートピア」など一見奇抜なシチュエーションから繰り出される、『会話』と『関係』のズレを中心とした喜劇を上演している。
池袋シアターグリーンフェスティバル、愛知県芸術劇場演劇フェスティバル、名古屋市民芸術祭など全国のコンクールで優勝多数。
作・演出の鹿目由紀は、日本劇作家協会東海支部プロデュースの短編芝居コンクール「劇王」で、前人未到の四連覇。その他、第16回劇作家協会新人戯曲賞、若手演出家コンクール優秀賞(2回)、第26 回名古屋市芸術創造賞、平成22年度愛知県文化選奨、第18回 松原英治・若尾正也記念演劇賞など、受賞歴多数。「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME~」、「朗読劇 HAKUTO」(演出 鴻上尚史 出演 中山美穂 中村メイコ 吉田照美)などの舞台や、NHK「中学生日記」、東海テレビ放送「モウソウ刑事!」などのテレビドラマなどの外部脚本も多数手掛ける。
俳優部も舞台・テレビなどで活躍中、川本麻里那が2015年第二回名古屋演劇杯・最優秀俳優賞、松井真人が令和二年度愛知県芸術文化選奨・文化新人賞受賞など。
●鹿目由紀プロフィール
1976年、福島県会津若松市生まれ。
劇団あおきりみかん主宰、劇作家、演出家。
南山大学文学部卒。名古屋市在住。
2008年、日本劇作家協会東海支部プロデュースの短編芝居コンクール「劇王」で4年連続優勝。『劇帝』の称号を得る。2010年、第16回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。その他、日本演出者協会主催・若手演出家コンクール優秀賞(2009年・2010年)、第26 回名古屋市芸術創造賞、平成22年度愛知県文化選奨・文化新人賞、第18回 松原英治・若尾正也記念演劇賞、名古屋演劇ペンクラブ賞など。
平成29年度・文化庁新進芸術家海外研修(短期)で、2018年3月イギリス・ロンドンにて演出研修。日本劇作家協会・理事(2022年度〜)。日本演出者協会会員。