【帰ってきた名古屋公演】
劇団あおきりみかん“帰ってきた名古屋公演”は、なんと!3本立て、
「今日、母が死んだ」
「パパのパパごっこ」
「変身」
の3作品を上演いたします。
劇団あおきりみかん最新作「今日、母が死んだ」、韓国から文化創作集団Gongter_DAさんをお迎えし上演いただく「パパのパパごっこ」、そして2023年に劇団あおきりみかんが韓国新人劇作家シリーズで上演した「変身」の3本です。是非ご来場ください!
●公演日程
2024年10月3日~7日
10月3日 (木)
14:00「変身」
19:30 「今日、母が死んだ」
10月4日 (金)
19:30「パパのパパごっこ」
10月5日 (土)
14:00「今日、母が死んだ」
19:00「パパのパパごっこ」
10月6日 (日)
11:00「変身」
15:00「今日、母が死んだ」
10月7日 (月)
14:00「変身」
19:30「今日、母が死んだ」
●会場
G/PIT
愛知県名古屋市中区栄1-23-30中京ビル1階
地下鉄「伏見」駅から徒歩7分
●チケット
一般 4,000円
大学生以下 2,000円
高校生以下 1,500円
当日500円増し
2024年8月31日(土)18:00 チケット販売開始
チケット予約ページ
劇団あおきりみかん 其の四拾参
「今日、母が死んだ」
作・演出:鹿目由紀
作曲:河野丈洋
なにも言わなくなった母は、なにを見ているのだろうか。
●あらすじ
今日、 母が死んだ。
いつも正しいことを言ってた母。
時間にうるさく礼儀にうるさく、
何よりもちゃんとしていて、
誰よりも厳しかった母。
いつもわたしを叱っていた母。
いつの間にか会わなくなった母。
今日、 死んだ母。
今日その母に、
付き合ってたひとが
いたのを知った。
彼はわたしと同い年だった。
わたしは母のこと、
何も知らなかった。
●CAST
川本麻里那
カズ祥
平林ももこ
山口眞梨
松井真人
鹿目由紀
今津知也(オレンヂスタ)
●STAFF
舞台監督:蜷川湖音(ライズ)
照明:高山皐月(高山一族)
照明オペ:おっさー
音響オペ:河合希実
衣装:劇団あおきりみかん
小道具:劇団あおきりみかん
舞台美術:松井組
(社)文化創作集団Gongter_DA
「パパのパパごっこ」
/「아빠들의 소꿉놀이」
(ソウル新聞 新春文芸戯曲賞受賞)
作:オ・セヒョク/오세혁
翻訳:金世一
演出:ファン・ユンドン
この芝居は大人達のごっこ遊びです。
● あらすじ
この芝居は大人達のごっこ遊びです。
ある日、職を失ったヘコミは家に帰れず公園を徘徊していると、ベテラン失業者のハゲと知り合う。二人は互いに同情し慰めあい、ヘコミは再就職まで耐えるノウハウをハゲから学ぶことになる。一方、ヘコミの妻であるボブは夫が失業したことに気づいたが、夫が落ち込むのではないかと心配し気づかないふりをするも、なかなか難しい。そんな時、ハゲの妻のパーマにしらを切るノウハウを伝授してもらうことになるが…
●CAST
キム・ヨンギュン(社)文化創作集団Gongter_DA
ファン・ユンドン(社)文化創作集団Gongter_DA
川本麻里那(劇団あおきりみかん)
●STAFF
企画:キム・ヨンシム
照明: ウィ・ユジョン
音響 :クォン・ジンソル
舞台監督:イ・ギュヨン
衣装・小道具:ホ・セジン
コーディネーター:鄭美羅(AccelAsia Inc.)
劇団あおきりみかん
「変身」/ 「변신」
(2017年韓国劇作家協会新春文芸戯曲部門受賞)
作:イ・シウォン 이시원
翻訳:李知映
演出:鹿目由紀
●あらすじ
ソウルでは、人がモノに変身する現象が広がっている。中央変身対策管理本部が置かれ、変身したモノ達を安全に保護し、家族の元に届ける業務を行っている。その日、対策本部を訪れた男は、自分の家を探してほしいと言う。変身し元の姿に戻ったら、家族がいなくなってしまっていた。調査員と共に、男は記憶をたどる―
●CAST
今津知也(オレンヂスタ)
カズ祥
川本麻里那
松井真人
平林ももこ
真崎鈴子
とみィ
●STAFF
舞台監督:蜷川湖音(ライズ)
照明:高山皐月(高山一族)
音響オペ:林千紘
衣装:劇団あおきりみかん
小道具:劇団あおきりみかん
舞台美術:松井組
●全体STAFF
舞台監督:蜷川湖音(ライズ)
制作:劇団あおきりみかん・野津彩葉・國富花音
宣伝美術:親泊麻由香 (Office A.T.R)
スチール撮影:サカイマサト
撮影:muvin
協力:SEAMI project(「変身」)
主催:劇団あおきりみかん
※学生券につきましては、当日受付にて学生証を提示ください。
※開場は開演時間の30分前になります。
※未就学児のご入場はお断りいたします。
※当日券の販売・開場は、開演の30分前です。当日券の入場は開演10分前からです。
※開演時間を過ぎると、ご入場いただけないことがございます。受付でのお時間もござい
ますのでお時間に余裕を持ってお越しください。
●ファン・ユンドン プロフィール
Yundong Hwang / ファン・ユンドン
1974年生まれ。(社)文化創作集団Gongter_DA代表、文化芸術研究所点・線・面の所長。
その他にも大学で演劇を教える他、韓国の様々な地方文化財団の審議委員を務めている。
また、2009年韓国「全国演劇祭」の芸術監督、2019年「クミ市文化都市再生事業」の芸術監督、2020年~2022年「青春、金烏川2.4km」の芸術監督、現在「クミアジア演劇祭」の芸術監督など多くの芸術プロジェクトの芸術監督を務めている。
主な受賞歴として、第30回慶尙北道演劇祭演出賞受賞(団体最優秀賞)、2019年慶北演劇祭演出賞受賞、2011年慶北演劇祭演出賞受賞、文化体育観光部長官賞など。
●劇団あおきりみかんプロフィール
1998年晩秋、南山大学演劇部のOB、OGを中心に旗揚げ。年2回の全国ツアー公演および企画公演を行っている。自分の周囲・半径75cmを国家とする政策を描いた「ここまでがユートピア」など一見奇抜なシチュエーションから繰り出される、『会話』と『関係』のズレを中心とした喜劇を上演している。
池袋シアターグリーンフェスティバル、愛知県芸術劇場演劇フェスティバル、名古屋市民芸術祭など全国のコンクールで優勝多数。
作・演出の鹿目由紀は、日本劇作家協会東海支部プロデュースの短編芝居コンクール「劇王」で、前人未到の四連覇。その他、第16回劇作家協会新人戯曲賞、若手演出家コンクール優秀賞(2回)、第26 回名古屋市芸術創造賞、平成22年度愛知県文化選奨、第18回 松原英治・若尾正也記念演劇賞など、受賞歴多数。「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME~」、「朗読劇 HAKUTO」(演出 鴻上尚史 出演 中山美穂 中村メイコ 吉田照美)などの舞台や、NHK「中学生日記」、東海テレビ放送「モウソウ刑事!」などのテレビドラマなどの外部脚本も多数手掛ける。
俳優部も舞台・テレビなどで活躍中、川本麻里那が2015年第二回名古屋演劇杯・最優秀俳優賞、松井真人が令和二年度愛知県芸術文化選奨・文化新人賞受賞など。
●鹿目由紀プロフィール
1976年、福島県会津若松市生まれ。
劇団あおきりみかん主宰、劇作家、演出家。
南山大学文学部卒。名古屋市在住。
2008年、日本劇作家協会東海支部プロデュースの短編芝居コンクール「劇王」で4年連続優勝。『劇帝』の称号を得る。2010年、第16回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。その他、日本演出者協会主催・若手演出家コンクール優秀賞(2009年・2010年)、第26 回名古屋市芸術創造賞、平成22年度愛知県文化選奨・文化新人賞、第18回 松原英治・若尾正也記念演劇賞、名古屋演劇ペンクラブ賞など。
平成29年度・文化庁新進芸術家海外研修(短期)で、2018年3月イギリス・ロンドンにて演出研修。日本劇作家協会・理事(2022年度〜)。日本演出者協会会員。